彩煙墨五本セット『人気色その1』

人気のある色を広く集めました。
色味が全体に広がり、”人気色その2”と比べて、しぶい感じです。
色名:梅紫、藍色、鳶色、鶯色、伽羅色
材 料:煤、顔料、膠
大きさ:幅1.6cm×奥行1.1cm×長さ5.2cm
ブック型ケース入り
価 格: 13,200(税込)

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彩煙墨の使い方

普通の黒い墨と同じ硯で磨ってお使い下さい。
当工房で販売中のプラスチック製の硯も便利です。
磨ったら、筆につけて、描くだけ。
とっても、簡単で楽しくて、おもしろい!

色のグラデーションを出してみよう(参考色・梅紫)

@彩煙墨を濃墨(汁粉かポタージュの濃さ)に磨る
A筆に十分に水を含ませ、筆先に少し濃墨をつける
B10秒程おき、側筆(筆を寝かせて、紙に対して穂先から筆の  付根まで)でエイッツと線を引く
C綺麗なグラデーションがでます。
D筆先につける濃墨の量で、大きく変化します。
この使い方は水墨画の直筆、半側筆、側筆と自由自在に試してください。

彩煙墨は滲みなど黒い墨と違いますか?

純松煙墨の紀州墨と比較します。
左、紀州墨 線の上から 濃 中 淡墨
中、彩煙墨・藍色  線の上から 濃 中 淡墨
右、彩煙墨・鶯色  線の上から 濃 中 淡墨
書き味、滲み、墨色共に良いと思う。但し、松煙墨と比べると見劣りしますが、色(カラー)があることはすばらしい長所通常の作品作りには問題ありません。

顔彩と彩煙墨は違いますか

墨絵などで、色を加えるさいに顔彩は良く使われます。
でも、墨は膠、顔彩は膠の変わりにアラビアゴム又は合成樹脂が用いられます。そのため墨とはあまり相性がよくありません。
又、顔彩は画用紙などには良いのですが、和紙には墨のように染み込んで滲む力は弱いように思います。
顔彩(焦茶)と彩煙墨(鳶色)を画仙紙の上で違いを比べてみました。
筆にはたっぷりの液を付け、ゆっくりとひきました。
堀池が引いたのですが、どなたでも同じようになります。

左・上から顔彩(濃墨)、顔彩(淡墨)、彩煙墨(濃墨)、彩煙墨(淡墨)
中・上から顔彩(濃墨)、顔彩(淡墨)
左・上から彩煙墨(濃墨)、彩煙墨(淡墨)
彩煙墨は滲みが美しくでます。

彩煙墨五本セット『人気色その1』の動画


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